こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの川淵ゆかりです。
40代も後半となってくると、家計も大変になってきます。
住宅ローンなど家にかかるお金の他、子どもの教育資金も本格的にかかるようになってきます。老後のお金もそろそろ心配になってくる頃ですね。。。
「住宅資金」「教育資金」「老後資金」というのは、「人生の三大資金」と言われています。
この「人生の三大資金」が40代後半から50代になってくると見え始めてくるので、資産運用をしっかりしておかないと老後の生活に大きく影響してくるわけです。
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運用によるお金の殖やし方は大きく二つに分けられます。
「投機」と「投資」です。(預貯金は前回もお話ししましたが、預けるだけです。殖えません。)
投機は、わかりやすく言うとマネーゲームのイメージです。株や仮想通貨を売ったり買ったりして、短期で利益を出していきます。大きく儲かるかもしれませんし、大きく損するかもしれません。「ハイリスク・ハイリターン」ですね。
投資は、リスクをコントロールしながら運用していく方法です。色々な国や会社の債券や株式を毎月少しずつ長い時間をかけて買っていきます。リスクを抑えるためにリスク分散(色々な国の色々な商品を分散して買ったり、毎月少しずつ買うことで時間も分散します。) して運用していきます。まとまったお金がなくてもスタートできるものです。
「投資は怖い。」と思っている人のほとんどが投機と投資を混同してしまっているのです。
投資は長い時間をかけるほど有利なので、若いうちから始めるほど大きな効果が出せます。ですが、50歳で始めても60歳の定年までは10年間も運用できます。(老後資金作りにはいいですね。)
年金不安のある若い人ほど投資を考えてほしいのですが、証券会社や銀行は若い人ではなくお金を持っているお年寄りをターゲットにしているところも多いです。お年寄りの運用はまとまったお金を一度に出す、運用期間が短い、といったことからどうしてもハイリスクになってしまいます。(元本割れしても取り返せません。)
投資が本当に必要なのはお年寄りではなく、そのお子さんやお孫さんです。
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それでは、また。