問題です。
日本人の人口は1年間で何人減少したでしょうか?
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つい先日、11月20日に総務省が発表した「人口推計(平成30年11月報)」によると、
40万 9,000人の減少
(平成30年6月1日現在(確定値)前年同月比)
平成23年頃から急激に減り始め、
毎年の減少者数は年を追うごとに増え続け、
とうとう1年間での人口減少が40万人を突破してしまいました。
40万人というと、品川区の人間が全部いなくなってしまうくらいですかね。
しかも毎年の減り方が急激すぎて、ちょっとショックでした。
平成23年 187,793人減少
平成24年 207,495人減少
平成25年 238,266人減少
平成26年 259,334人減少
平成27年 283,127人減少
平成28年 305,593人減少
平成29年 387,092人減少
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また、将来の人口予測では、
2053年 99,240 千人
2063年 89,994 千人
2074年 79,467 千人
2086年 69,627 千人
2100年 59,718 千人 となっています。
国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口平成29年推計報告書」出生中位(死亡中位):長期参考推計より
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ちょっと怖い話ですが、
日本の人口がゼロになる時期が予想できてしまいます。
当然、私たちが生きている間は人口がゼロになるわけではありませんが、
私たちが生きている人口激減の過程で、どういったことが起きていくのかを想像してほしいと思います。
経済は?
財政は?
公共団体のサービスは?
食料は?
子どもの将来は?
大事な自分の人生や家族を守るために今からできることを考えましょう。
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<著者プロフィール> 川淵ゆかり
ファイナンシャルプランナー(日本FP協会 CFP(R)、厚生労働省1級FP技能士)