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    年金100年安心って嘘?いつ、誰が言ったの?

    2019年は5年に1度の「公的年金の財政検証」の年です。

    覚えてますか? 2004年の年金制度改革では「年金100年安心プラン」が掲げられたんですよ。

     

    若い方で100年安心を信用している人はほとんどいないんじゃないか、と思っていますが、

    すでに年金を受給している方は「自分が生きているうちは大丈夫だろう。」と思っている人は多いのではないでしょうか。

    今回は、そんな高齢者の方にも読んでいただきたい記事です。

    年金って無くなるの?もらえないの?

    「100年安心」と謳っていますが、

    2014年の財政検証での厚生労働省の発表では、

    「所得代替率を50%に維持させるのであれば、早ければ、

    2051年に年金の積立金は枯渇する。」と出ています。

    所得代替率とは、現役世代の所得に対する公的年金の割合です。

    (100年は持ちそうにありませんね。。。)

    所得代替率を下げれば枯渇までの時期は伸びるのでしょうが、生活はとても苦しくなります。

    2051年というとまだ先のように感じられますが、

    過去に学習院大学の鈴木亘教授が試算したところでは、

    厚生年金の積立金は2033年に、国民年金の積立金は2037年に枯渇する

    という結果を出しています。

     

    積立金はすでに毎年数兆円レベルで取り崩されています。

     

    そして、この積立金は2011年の東日本大震災の復興予算に一部転用されています。

    さらに、震災等の被害額によっては国民年金保険料は免除規定があり、

    平成28年熊本地震、平成30年北海道胆振東部地震では実際に免除されています。

     

    このように、今後も大きな災害が起こるようなことであれば、積立金は枯渇する時期を早める危険を孕んでいます。

    私は著書でも「そのうち年金制度は大なたが振るわれる。」と言っているのですが、2019年は選挙がありますよね。

    財政検証が行われても、抜本的な改革は進まないでしょうね。。。

    それでは、また。

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    <著者プロフィール> 川淵ゆかり
    ファイナンシャルプランナー(日本FP協会 CFP(R)、厚生労働省1級FP技能士)

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