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    あけましておめでとうございます。

    今年もよろしくお願いいたします。ヽ(´▽`)/

     

    さて、今朝早くから気になったニュースは、「一時1ドル104円台」にまで動いた円高状況です。

     

    世界的な金融不安などで円高になると、

    「先行きへの警戒感から比較的安全な資産とされる円が買われる展開となりました。」と、判で押したように (笑)、ニュースで流れますね。

     

    コレを聴くと、

    「なんだよ。人口減少とか財政危機とか言ってるけど、日本なんてまだまだ安全じゃないか。」

    って、思っちゃう人も多いのではないでしょうか。

    「安全」という言葉に騙されちゃダメですよ~。

     

    円高になった過去の代表的な例として、

    • リーマン・ショック (2008年)
    • 東日本大震災 (2011年)

    が、あります。

     

    東日本大震災のような災害時になぜ円高になるか不思議でしょうが、

    これは、保険会社が支払いのための多額の保険金を準備するために、

    持っている外貨建て資産を円に替えた円買いためです。

     

    そして、今回のような金融不安時に起きる円高ですが、

    これは、日本の超低金利と関係があります。

     

    日本は金利が低いですよね~。世界のどこよりも低いです。

    金利が低いということは、お金が借りやすい、ということです。

    世界の多くの投資家は、金利の低い日本で借金して外貨に換え(円売り)、

    このお金で株や債権を買って金利差益や為替差益を得ているのです(キャリートレード)。

     

    しかし、金融不安が起こると、

    リスクを回避するために、持っている株や債権を売却し(利益を確定)、

    円に替えて(円買い)、借金を返します。

    これが、円が買われて円高になる本当の理由です。

    一般的に円高になる理由として、

    よく「日本は世界最大の対外純資産を持つから」と言われます。

    対外純資産とは、国や企業、個人が海外に保有する資産から負債を差し引いたものを言います。

     

    簡単に言うと「海外で稼ぐ力」です。

     

    ですが、これは日本国内で稼ぐ力が弱くなってきたから海外で稼いでいる、とも考えられると思います。

     

    対外純資産には、海外企業の買収も含まれますが、

    近年は、武田、ソフトバンク、リクルート等の大型の海外企業買収も話題になりました。

    こういった日本企業の海外企業買収が増えることは、私はどうしても

    少子高齢化で国内市場が縮小していくから。」と、考えてしまうのです。

     

    対外純資産が多いことが円が安全資産である理由にはなるというのは、

    もう時代遅れではないか、と私は考えます。

     

    なぜ、報道では「安全な資産」って言うんでしょうか???

    理由の説明が面倒だから?

    日本国民を安心させようとしているから?

    まぁ、「安全な資産」って言われているうちは幸せなんでしょうねぇ。

    外貨を買うチャンスなんだろうけど、今はお金がありません。(笑)

    それでは、また。