リタイアまでにせっかく数千万円という資産を作ったとしても、
病気や介護で大きなお金がかかってしまっては大変です。
病気や介護といっても自分一人のことだけを考えてはいけません。
自分の両親、配偶者の両親、そして配偶者。
多いと5人もの病気や介護、そして葬儀に関わっていくことになります。
ご両親とお金の話をするのは、なんだかイヤな感じがするかもしれません。
ですが、大事なことです。
お客さまの相談に乗っていると、
「ご両親がどんな保険に入っているのかわからない。」という方も結構多いです。
セミナーでもよく話すのですが、
昔の医療保険だと終身タイプでないものも多いので、いざという時に使えないといったケースもあります。
保険証券の場所を確認し、ご両親が元気なうちに保険の見直しをするか、
十分なお金があるかを確認してください。
「病気や介護になったらお金はどうしましょうか?」と、
折を見て、ご両親に聞いておきましょう。
*
両親にお金がない場合は、自分と兄弟で面倒を見る必要も出てきます。
確認の際は、ご兄弟もご一緒し、情報を共有するようにしましょう。
*
健康で過ごすことは、医療や介護にかかる費用を減らす効果があります。
ご夫婦、ご両親とも、健康で病気やケガから縁遠くなるように
「健康寿命」を伸ばすことが必要です。
*
そういう私も運動不足です。(笑)
寒くてコタツに入りながらパソコンに向かっているとどんどん猫背になりますね~。いけません。
それでは、また。
<著者プロフィール> 川淵ゆかり
ファイナンシャルプランナー(日本FP協会 CFP(R)、厚生労働省1級FP技能士)