2019年は10月から消費増税もありますので、住宅取得を検討している人は多いようですね。
私の事務所にも住宅ローンの相談が一番多いです。
ですが、「住宅ローン」だけを考えてマネープランを考えると
将来、大きな失敗をしてしまいます。
生涯のマネープランの中の一つとして住宅ローンのプランを考えましょう。
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生涯にかかる大きいお金は「人生の三大資金」と言われます。
住まい、子どもの教育、老後、にかかるお金です。
将来、収入がドーンと増えるならいいのですが、多くの方はそうでもないでしょう。
ですから、三大資金のバランスを考えないと、お金が足りなくなってしまうのです。
住まいにお金をかけすぎると、しわ寄せが教育資金や老後資金に来ます。
子どもの習い事にお金をかけすぎると、しわ寄せが住まいや老後資金に来ます。
これは、年収が800万円の人でも1,000万円の人でも同じです。
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結婚して最初に関わるのが「住まい」にかかるお金です。
低金利の時代ですから、家やマンションを簡単に持つことができるようになりました。
こだわって住まいにお金をかけすぎると、子どもが奨学金に頼ったり、予想外の収入ダウンに対応できなくなったりします。
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ある程度収入のあるご家庭は、お子さんの小さいうちからお金をかけます。
複数の習い事や海外旅行、私立の幼稚園や小学校。
ですが、家計はけっこう大変、という家庭も増えてきているようです。
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長い長い結婚生活。
子どもは大きくなるにつれてお金はかかっていきます。
サラリーは50歳も過ぎるとダウンを考えないといけない時代です。
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よく話すのですが、子どもが大きくなった時に
「留学したい。」「こんな勉強がしたい。」と言った時に、
「あぁ、いいよ。」と即答できるのか、
「お金がないから我慢してね。」になるのか。
お子さんが奨学金や借金の返済に悩まずに勉強したり生活できたりすることが
できるようなマネープランを考えてください。
こちらも参考にどうぞ。
私は猫のエサにお金かけすぎです。(反省)
それでは、また。