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    2018年の企業年金の平均運用利回りが-3.13% と、7年ぶりのマイナスとなりました。

    もともとの超低金利に加え、年末にかけての株安の結果です。

    企業年金」て、ちょっとピンとこない方もいらっしゃるでしょう。

    企業年金とは、企業が社員に対して支給する年金制度です。(一時金としても受け取れます。)

    国からもらえる公的年金の他に、企業からももらえる年金制度です。

    この企業年金の利回りがマイナスになるとどうなるのか。

     

    確定給付型」の場合、企業は従業員に支払う年金額を約束します。

    ですから、どんなに運用がマイナスになっても約束した年金額は支払わないといけないわけです。

    「なんだぁ、ちゃんともらえるじゃん。」と思ってはいけません。

    企業側は支払いのための不足分を補わないといけないのです。

    つまり、その分利益が減ることになり、業績を圧迫します。

    これは従業員の昇給やボーナスにも響いてくる、ということにもなります。

     

    そして、「これは約束通り払えないな、、、」となってくると、

    企業は「確定給付型」から「確定拠出型」企業型確定拠出年金に移行してきます。

    「掛金は払うから自分で運用してね。」というわけです。

    運用責任を従業員に押し付けるのです。

     

     

    従業員側は大変ですね。

    運用結果を出さないと、将来の受け取り分が大幅に減るのですから。

    企業型確定拠出年金の割合は増えています。

     

    2017年度の上場企業の積立不足は3兆69億円

    今後も制度を見直す企業は増えてくるでしょう。

     

    さて、7年ぶりのマイナスということですが、7年前はちょうど東日本大震災のあった年です。

    そのくらいの悪影響が出ている、ということですね。

     

    それでは、また。