財務省は2月8日、国債と借入金などを合計したいわゆる「国の借金」が、
2018年12月末現在で1100兆5266億円と過去最高を更新した、と
発表しました。
国の借金は増え続ける一方なので、もう慣れちゃった感じでしょうか。
借金の話だけで、じゃあ、資産はどうなんだ、というところですが、
2019年1月には平成29年度の財務書類を発表しております。
貸借対照表が出ていますが、見てビックリですね。
負債が資産の2倍近くになっています。
普通の会社ならとっくに倒産です。
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「どうせ財政破綻なんてしないんでしょ。」とか言う人もいらっしゃいますが
財務省が「いゃ~、やりくり大変なんですよ。」と言っている間は、
(http://www.zaisei.mof.go.jp/theme/theme3/)
国民の負担は大きくなっていくことに間違いありません。
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消費増税、2025年問題、囁かれているオリンピック後の「五輪不況」など
あまり良い気配もありませんので、
年金や健康保険など、「もらえて当たり前、あって当然」といった保障も
今後は更にカットされる覚悟が必要になるでしょう。
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消費増税はたしかに必要ですが、ややこしい軽減税率の導入やバラマキが
あるのであれば、やめちゃえばいいのに、と思うようになりました。
厚労省の不適切調査の問題もありましたし、今後の株価などの状況によっては
選挙の影響を考えて、消費増税もなくなるかもしれませんね。
それでは、また。