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    先週のyahooニュースで、この20年間で退職金が1,000万円以上も減った、とありました。

    私は以前から、日本で超低金利が続くことで退職金が減っていることをセミナーなどで伝えてきましたが、このニュースを読むと、日本の退職金事情はかなり悪化していることがわかります。

     

    しかも、昔と違って「ポイント制」といわれる役職や能力を重視した計算方法を導入する企業が増えてきました。

    そうなると、辞めるまで「退職金がいくらもらえるかわからない。」といったことになります。

    さらに、「役職定年」という制度も出てきましたから、在職中に役職が解かれることで給与もダウンしてしまいますから、これが退職金に影響するケースもあるでしょう。

     

    企業側も退職金の支払いは大きな負担ですから、なんとか支払額を減らしたり、制度そのものを無くしたり、といった方向に向かうわけです。

    退職金は減る。

    年金は減る。

    老後期間は延びる。

     

    なかなか大変ですが、今後も高齢者率は大きくなっていきますから、

    退職金も年金も悪くはなっても良くはなりません。

     

    「一生涯、働くよ。」と半ば諦めながら話す人もいますが、

    途中で体を壊してしまったり、介護で仕事ができなくなるケースもあります。

    そして、高齢者になった時に、雇ってくれる会社があるとは限りません。

     

    「一生、働けないかもしれない。」と感じるのであれば、

    資産寿命を延ばす。(運用方法を考える。)

    不労収入を得る。(ネットやAI、手持ちの資産を使う。)

    といった手段も考えていかないといけないでしょう。

     

    いずれにせよ、退職金をもらって、その額に驚愕して動き出すには遅すぎます。

    もっと早い段階から、

    • できるだけ長く働くには今から何をすればいいか。
    • 働けなくなった場合のためにどういった対策を取るか。

    を考えておく必要があります。

     

    今後はますます国や会社に頼れなくなります。

    (子どもにも頼れませんね~。)

     

    とても大変な時代ですが、自分自身やご夫婦で、「楽しい生涯」を過ごすための工夫を考えていきましょう。

     

    それでは、また。

    <著者プロフィール> 川淵ゆかり
    ファイナンシャルプランナー(日本FP協会 CFP(R)、厚生労働省1級FP技能士)