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    高齢者を抱える子どもの老後不安とお金の問題。

    公的年金の健全性をチェックする財政検証が公表されましたが、

    老後2000万円問題につづき、不安を感じた方が多いと思います。

     

    老後の生活でお金に悩まないためには、基本的なことですが、

    ・老後の支出を減らす。

    ・老後の収入をふやす。

    ・老後に入るまでにしっかり資産作りをしておく。

    この3つになります。

     

    特に、財政検証の結果、所得代替率(※)は確実に減っていきますから

    老後の生活費は抑えることが必須となります。

    (※所得代替率…現役世代の収入に対する公的年金の給付水準の割合)

     

    ですが、どんなに頑張って生活費を抑える努力をしても、

    その努力を吹き飛ばすような大きな支出が襲いかかってくる場合があります。

    それは・・・

    親の医療・介護」です。

     

    介護って、一人当たりいくらかかるのか?

    介護ってストレスたまりますよね。

    私も10年以上介護をしていたのでわかります。

    ただでさえストレスなのに、お金の問題まで絡んでくると本当に辛いものです。

    その辛さを解消するには、前もっての準備が必要です。

    まず、介護にどのくらいのお金がかかるか見ていきましょう。

    最近、よくメディアに登場する数字なのですが、

    一人当たり500万円かかると言われています。

    なかなかの金額ですね。。。

    夫婦ふたりのそれぞれの両親に、将来は連れ合いも・・・となると、

    どんなにお金があっても心配になってしまいます。

     

    介護にかかるお金の問題をどう乗り切るか?

    平成30年度の生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」によると、

    あくまでも平均ですが、

    ・平均介護期間は、54.5ヶ月(4年7ヶ月)

    ・平均介護費用は、7.8万円/月

    ・平均的な一時的費用 69万円

    となっています。

    これらを合計すると、一人あたりの介護にかかる費用は、約500万円!

    となるわけです。

     

    ですが、この内訳をよく見ると、500万円の内訳の大半を占めるのは

    月々にかかるお金なんです。

     

    この毎月かかるお金を公的年金内でカバーできれば、

    たとえ介護期間が長くなったとしてもそれほど怖いものではありません。

     

    もちろん、人によってかかる介護費用の額は変わってきますが、

    親の年金額を前もって知っておくだけで、

    「いざ、介護!」となった場合でも早めに対策が考えられます。

     

    親の入院・手術!保険は大丈夫?

    どんなに健康で元気な人でも80歳を過ぎてくると、病院のお世話になる確率は高くなります。

    ケガや病気で入院したときにお世話になるのが医療保険ですが、

    古いタイプの保険だと保障期間が80歳で切れてしまうケースが多いものです。

    (保険料が高くなるので、新たに加入しなおす必要はありません。

    預貯金で入院費がカバー出来ないか、無駄な保険に入っていないか、

    などをチェックしてみましょう。)

     

    親がどんな保険に加入しているのかを把握しておくことは重要です。

    医療保険だけではなく、死亡保険や、最近は自然災害も多いですから

    親が一軒家で別居している場合は火災保険などもチェックしておきましょう。

    親にお金がかかる時期は自分達もお金がかかる時期です。

    お子さんの大学費用や住宅ローンもまだ残っていて、一番家計費がかかる時期と思われるのが、50代~60代になります。

     

    場合によっては、この時期にせっかくそれまで頑張って積み上げてきた資産が、親の医療・介護によって無くなってしまう危険性もありますから、事前に親の医療・介護費用はどのように賄うかを考えておかないといけません。

    両親とお金の話はしにくいと思いますが、親の年金、保険、預貯金は把握するようにしましょう。

     

    「お母さん、今は介護に500万円もかかるんだって。

    私もそんなに出せないから、ちょっと保険や貯金を調べさせてね。」

    なんて、機嫌の良さそうな時に声をかけてみるのはいかがでしょうか?

     

    それでは、また。

    ファイナンシャルプランナー(日本FP協会CFP(R)、厚労省1級FP技能士)
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